黄色いドカと青いドカ YELLOW DESMO and MK-3

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2009年 11月 16日

ポイント点火へ変更

しばし沈黙していたドカティネタである。
現在2台はどうなっているのかというと、デスモはエンジンオーバーホール中、ビッグエンド側ピン径30ミリというコンロッドの捜索が難航しており先へ進めず。
MK−3は電装が駄目になって不動という状態。
トラブルはなんの前触れもなくやってくるから厄介このうえない。
出先でエンジンが掛からなくなって動けなくなり、トランポで運ぶはめになってしまった。
昨年のラリー、11月の事故となにかとトラブル続きのバイクだが、この3年間で約2万5千キロ、初心者がバイクを扱う上で起こるマイナートラブルはそこそこあったがとても調子の良いバイクであった。
トランスジューサーがパンクした場合の症状は、まずプラグから火花が出なくなってしまう。
さらに、最初は調子よく走っていてもしばらくすると失火して再始動が出来なくなる、等々。
いずれにしろ、この類いの症状が出た場合は自然治癒するものではないので部品を交換するしかない。
しかしこの部品は現在ほぼ入手不可能であるうえ、あったとしても非常に高価である。
そしてそのほとんどが死在庫か、中古品になってしまう。
新品であっても生産後30数年も経った製品は信頼性に乏しいだろう。
原因の特定が難解なのも厄介なところ、すなわちエンジン側に付いているピックアップに問題がある場合、エンジンの中にあるオルタネーターに問題がある場合等等。
悪い事ばかりの様であるが、無接点式の良さもあるのでパーツの入手が困難なのは残念である。
さてどうしたものかと色々とサイトを参考にして、CDI作ってみようかと思ったが僕の頭では理解を超えた所にあって断念する。
さらにトランスジューサーの中身を見てみようと分解したら、これがまぁなんとも意外と頑丈に出来ている。
分解した事がある方ならわかるとおもうけれど、赤いケースの中身は煮詰めたべっこう飴の様な樹脂で固められていて、壊すと全てが壊れる、、、、、。
結局問題の特定がしやすくさらに部品の入手が容易なポイント点火に戻す事にした。
ポイント点火に必要な物は、ガバナー、ポイント、コイル。
ガバナーもポイントも持っているし、あとはコイルを入手すればいいやと思っていた矢先、ナローのガバナーは使わない方が良いとのアドバイスを受け、急遽新たなガバナーを探す事になった。
これもなかなか見つけるのが難しいと思われたが、モトショップイモトさんに中古のガバナーがあると言うので譲っていただいた。
届いたガバナーを見ておやっ?
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ナローエンジンから外しておいたガバナーと全く一緒だった。
ナローにワイドケースのガバナーを付けていたのだろうか?
コイルも入手していよいよ取り付けであるが、さて配線は一体どうしたら良いのだろう?
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部品を揃えてマニュアルの配線図とにらめっこである。
電気は本当に分からない。
レギュレーターとオルタネーターはそのままでも良いと聞いていたので、とりあえず、オルタネーターとトランスジューサーを繋ぐ2本の線は無視して、どの線をコイルに繋ぐか考えてみる。
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ポイント点火の配線図
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無接点式点火モデルの配線図
ポイント点火は流石に配線がシンプルである。
無接点式点火の配線図と見比べると、レギュレーターから出ているBnの線にコイルのプラスを繋げば良さそう?である。
果たしてそんなに単純か?もう勘でしかない。
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とりあえずコイルのプラスからレギュレーターまで配線して仮止め、プラグを外して火花が出るかのチェック。
イグニッションをオンにして恐る恐るキックを踏むと、パチパチと火花が出た!
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気がつくと時刻は午前2時を過ぎていたので、エンジンが掛かるかどうかはやる気持ちを押さえて休む事にした。
翌朝早速バイクを外に出しエンジンを掛けてみる事にする。
なんとキック一発でエンジン始動、久々にコンチサウンドを聞く事が出来た。
とりあえずアクセルに普通に反応しているのでさっそくメットをかぶって町内をぐるっと走ってみることにする。
電気は根本的に理解していないので、まだ疑問に思う点はいくつかあるのだが、とりあえずは走れる様になったようだ。
様子を見ながら距離を伸ばしていこうと思う。
電装に関しては色々なショップが各社工夫を凝らして問題に対処対応している。
電装の12V化、フルトラ化等、費用は大体15万から30万くらい。
今回ガバナーの調達でイモトさんにお世話になったのだが、こちらのお店ではドリーム50の電装を使う方法で12V化しているとの事。
ドリーム電装に関しては懐疑的だったのであるが、イモトさんはそれぞれの排気量の点火タイミングデータをきちんと持っていて、さらにキーがない為に起こる点火タイミングのズレにも対応しているそうだ。
オリジナルの電装に戻せなくなってしまうとのことであるが、コイルをウオタニにしたりして、電装が近代化されたシングルもなかなか興味深い。
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by arata350 | 2009-11-16 19:01 | MK−3


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