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黄色いドカと青いドカ YELLOW DESMO and MK-3

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2007年 05月 16日

クラッチワイヤー

タンクの処理をどの程度しようか考えると、金がないのでとりあえず今のレベルでも良いかと思ったが、水を入れて揺するとまだ錆カスが出て来る。
やはり花咲か爺しかないかと諦めたが、庭をみたらなんと4年位前にCB50の錆びとりに使った液が残っていた。
どろどろに濁った茶色の液体だったが、茶こしで濾して使う事にする。
4年前のどろどろの液体が仕事をしてくれるとは到底思えないが、取合えずはやったと自分に言い訳ができる。
さてその間、気になっていたクラッチワイヤーのフィーリング回復に着手する。
デスモもビックリの重いクラッチ、これは何とかせねばならない。
クラッチワイヤーは純正物が付いているが、非常に良く出来ている。
レバーを外してワイヤーを抜き取る、端からパーツクリーナーを噴射すると出るわ出るわ泥水の様な物が大量に出て来た。これは重いわけだ、スムースに動く訳が無い。
クラッチワイヤー_d0106812_21113657.jpg

何回か繰り返すとドロドロは出なくなった。
洗浄後、オイルを通して暫く置いておく。
オイルが完全に行き渡った頃合いを見て装着、さてその効果は如何に、、、、。
クラッチはすっかり軽くなった。気持ちいい!ちょー気持ちいい!と北島の様に叫び声をあげる!訳はない、古いしね。
軽くなったクラッチをスコスコ握りながらなんかいやらしいなぁ僕は、なんだかとても嬉しいのだった。自分で直すという事は小さな事でもひとつひとつに感動出来る。
クラッチ解決、そうなるともうひとつ気になっていたアクセルワイヤーを放って置く訳にはいかない。
ワイヤーの状態を見るとこれがかなり状態がよい事がわかった。
それにしても純正ワイヤーの形状と取り回しはすごい。
なんだか切れたら絶対に純正を使いなさいね、と言わんばかりの形状だ、そしてワイヤーはハンドルの中を貫通している。
クラッチワイヤー_d0106812_21142025.jpg
クラッチワイヤー_d0106812_2114955.jpg

ワイヤーの状態が良いのであまりオイル漬けにする必要も無いだろう、そもそも余分なオイルがキャブの中にしたたる方がどうかなと思い、ただグリップの位置を少し外側にずらすだけにとどめた、それだけでグリップの戻りが良くなったのでアクセルもオッケーとする。
今回シートの状態が良かった事も購入を決めた理由だ。
このでっぷりとふくらんだシートを見ていると、西表の山の中で捕まえたサソリモドキを思い出してしまう。
クラッチワイヤー_d0106812_21143183.jpg
クラッチワイヤー_d0106812_21145536.jpg


by ARATA350 | 2007-05-16 21:18 | CB90


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