2007年 06月 04日
どれくらい時間がかかるか想像がつかなかった為朝の5時過ぎに出発する。 6月とは言え早朝のバイク移動はまだまだ寒い。 朝日が登る迄の数時間、寒さとの戦いだった。がたがた震えながらもう少し厚手の物を着るべきだったと後悔する。 成田市に入ってから時間を見ると既に8時だった、車も増えて来たので焦りが出る、間に合うだろうか? 前日に入念にルート確認はしていたが、地図をまめに見て慎重に走る。 バイクはZOILの効果で調子はいい、白煙も出ていない。 吉岡の交差点手前でガソリン給油。 クラブハウスへ行くのは初めてだった、説明によれば交差点を曲がったら約一キロ進んだ所とある。 注意深く進んだがそれらしい物は見当たらない。 メーターを見ると1キロ以上進んでいる、おかしい。 バイクを止めてCSさんに電話をするが繋がらない、出発してしまったか?焦る気持ちを抑え地図をチェックする、場所を確認した時に間違いはなかったはずだ、もう一度電話をするがやはり駄目だった。 さて困った、次のチェックポイントへ向うべきか?しかし間もなくもと来た方向からCSさんがCSに乗ってやって来た。おぉ!助かった。 クラブハウスは少し戻った場所にあった、外からでは分かり難い場所に有るとの事、なるほどゲートがあってそこをくぐると、目の前に広大な土地が広がる。 僕のCBが前を通過していくのが見えて追って来てくれたのだ。 到着時間は15分くらい過ぎていたろうか、僕の到着で全ての参加者が揃った。 参加車両は全部で10台。 CB125、CB125カスタム、CS90、CB90、ダックス90、AS-1、アプリリアのビックスクーター。 どのバイクも個性的である。 CB125シートカウルはCB50、なるほど〜これはいいなぁ新品の外装売ってしまった事をちょっと後悔。 バックステップにする事でルックスも随分変わる、バックスステップは皆さん自作。 60〜80年代に生産されたバイク達、現行のこのカテゴリーのラインナップの寂しいこと、まず魅力的なバイクが存在しない。残念な事だ。 今日はクラブハウスを出発した後、石岡駅を目指しそこで休憩、その後茨城県太田市にある西金砂そばの郷そば工房へ向う。 そこでおいしいそばを食べる!というのが目的である。 ホームページもある、この辺りの名物なのだろう。 AS-1のIさんが予約の電話を入れると、本日は蕎麦屋さんに撮影が来ているそうな。 さて出発である、皆一斉にエンジンスタート。 流石に小型排気量、ドカティの様に盛大な音ではない、バッフルの抜けた僕のバイクが一番うるさい様な気がする。 CSさんのCSがなかなかエンジンがかからない。 電装系に不調があるのだろうか?久々にCSでツーリングに参加との事だ。 何回かのキックの後ようやくエンジンスタート、クラブハウスを後にする。 朝の寒さが嘘のようである。 日が昇り気温が上昇、数時間で季節が変わる。 利根川沿いの土手道を走行して利根川を渡り、石岡駅を目指す。 天気が良くて気持ちがいい、バイクも好調である。 やっぱり全開走行、もう白煙の事も、このバイクがドカティよりも古い事も、付き合いが短い事も全て忘れる。 皆に付いて行くにはマシンを労るどころではないのだ。 レッドゾーンにも度々到達し、速度も100キロ近く出る事がしばしばあったが、マシンがトラブルを起こす予感は全くしない。 そうだ嫌な予感がしないのだ、もう大丈夫だ。全開走行をひたすら楽しんだ。 直線で、良い大人達がレーサーの様に体を屈めてスピードを競う、最高である。 僕も同じ様に体を屈めてみる、風の抵抗がなくなりグングンとスピードが上がる。 赤と黄色のCSが早い、一旦は抜くがやっぱり抜き返される。ほぼ同じ位のパワーのバイクが一緒に走る、ビッグパワーではないが非力ではない、扱いきれるパワー、楽しい、市区町村ツーリング期待していた通りだ。 DAXも良く走る、そして125CCはやっぱり早かった。 途中民家で火事があったようで沢山の消防車と人だかりが出来ていた。 ツーリング中はいろんな事に出くわすが、火事は初めてだった。 NさんのCSと距離が開き、CSさんの後を付いて石岡駅に到着。 集合場所の反対側に来ていたので東口へ移動する。 1時間程走ったろうか、バイクは好調、ポジションも楽なので疲労感は無い。 暫く休憩して、そば工房を目指してスタート。 そば工房迄の道のりでは途中でルートを確認。 道中、景色、道共に最高だった。本当にいい道、また走りに来よう。 90ccで峠道を走る、小さいし軽いので思い通りにバイクを操れる。 そば工房には予定より早く到着、NHKが取材に来ていた。 美味しい蕎麦だった、最初に蕎麦本来の味を見て下さいと、水が入った蕎麦猪口が付いている。 美味しい。蕎麦つゆがまたいい塩梅だった。 蕎麦を堪能して帰宅である。 とりあえず、元来たルートを戻ろうという事になる。 さて僕はどうしようか?とりあえず笠間駅で一旦止まるとの事なので、休憩したら50号に出て結城方面に向い4号に出て東京へというルートを考えていた。 途中のコンビニで休憩、6号に出たのでそのまま帰る事にした。 だんだん車の量が増えてくる、車の間を縫っての走行、過去の事故の事を思い出し気を引き締めて走行する。 6号下高津近辺で皆さんと別れる。 西日の下を小さなバイク達が元気よく走り去って行った。今日一日一緒に走った仲間達、別れはやはり寂しい。 東京迄64キロの標識、最後の区間がスタートする。
by ARATA350
| 2007-06-04 17:39
| CB90
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