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黄色いドカと青いドカ YELLOW DESMO and MK-3

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2007年 08月 20日

スーパーラウンドラリー6

宿、岩手県松尾村七時雨山荘にて、夜半からの雨に備え木の下にバイクを置く。
スーパーラウンドラリー6_d0106812_12331095.jpg

予報では明日の午前中は確実に雨になるとの事、Cさんぎらぎらさんは午前中のル−トを変更、検討していた。
スーパーラウンドラリー6_d0106812_12334651.jpg

朝から雨、結構な降りである、かなり憂鬱な気分になる。
Aさんのイエローデスモは昨年のラリーは雨で停止したそうな、僕も雨の中ではまともに走った事が無い、エンジンがかかりお互いにホッとする。
なるべく雨の当たらない場所を探す。
スーパーラウンドラリー6_d0106812_1234302.jpg

4日目、雨はどんどん本格的になり、スリップが怖くて慎重に走行した。
しかし次第にバイクに微妙な不調が出始めた、だんだんふけが悪くなり、信号待ちでエンストする様になる、ぜいぜい言いながら雨の中を走る。
この不調はさらに深刻になり、ミスコースに気付いて停車、ルートを再確認して発進しようとするとついにエンジンが架からなくなってしまった。
結局プラグを交換して始動、とりあえず動いたがプラグ交換は一時しのぎだろう。
近所のおばさんが「大丈夫?」と声をかけてきた、頭を下げて発進するがふけが悪いのは変わりない、バババン、バスンバスンと明らかに調子が悪い。
低回転で走り続ける事も良くないのだろう、怖かったがなるべく回す様にする。
第一ポイントにはなんとか到着。このミスコース、きわどかった。
第二区間はだましだまし走行する、信号停止でもややあおり気味で、スロットルから手を離す事は無かった。
それにしても他のシングルは何ともないのだろうか?Aさんはなんとなく緊張を感じるが、他のシングルは晴天時と変わらない走行をしている。
途中TXが電装トラブルでリタイヤした、ジェネレーターの不調か?バッテリーが空になってしまったようだ。
雨は何時やむだろうか?
第三ポイントへ向けスタート。
しかし、カウントダウンが始まってさぁスタート!スロットを捻るとパスン!エンストしたと思ったらもうそれっきりエンジンが架からなくなってしまった。
雨の中雨具が蒸し暑い、もう自分の汗でびしょ濡れだ。
不快指数100%である。
この区間、後方オフィシャルはCさんだった。
沈黙したデスモをみてくれた。
プラグは問題ないし、火花は飛んでいる、ポイントはどうか?ポイントカバーを開けて頭出しをする、どうもギャップが狭い。
ギャップを調整してエンジンキック、何事も無かったかの様にエンジンが架かった。
ポイントカバー、自分は開けてみた事も無かった。
ポイントも時々メンテナンスしなければならない部分、まだまだバイクの扱い方がわかっていない。
結局この区間はタイムオーバーだった。
リタイアだけは免れたが、自己メンテナンスの大切さを痛感した。
しかし今日のこのタイミングで起るとは、、、、。
昼食場所に到着、雨が上がって雨具を脱いだが、マップも何もかもびしょ濡れだった。
写真も撮っていない、全くゆとりがない。バイク共々、疲労が頂点に達していた。
昼食を取って気持ちを切り替える、昨年のスーパーは連日雨だったとの事、さぞしんどい毎日だったのではないだろうか?
雨の日を如何に快適に走行するか?次回への課題の一つである。
普段雨が降ったらバイクに乗る事は無い、これはいい経験になった。
5区目、雨はすっかり上がっていた。 

尾花沢の国道13号を突っ切り、河北で国道287右折,国道457を突っ切り道の駅おおえ迄。

このシンプルなルート、だが落とし穴があった。
僕のルートマップには何故か?「国道13号左折」になっていたのである。
13号左折した時に後ろにいた人が誰もいなかったので、あ〜ミスコースだなと思ったのだが、マップを確認するとうまくいけばショートカットになりそう、と思ってそのまま行く事にした。
しかしこのショートカットになりそうかも、というのは危険。蟹沢で左折して287に入り後はルート通りに行ったが、結局道の駅おおえに到着した時には全員到着していた。
競技最終日の最終区間、先行オフィシャルだった。
一緒に走行するのは同じくタイヤがスリックタイヤになった、W1だった。
最初はかなりのハイペース、W1は650CC。流石に早くかなり気合いを入れて走らねばならなかった。
しかし最後の最後、到着地点迄数キロという所で不意に雨が降り出した。
W1は速度を落とし、僕も速度を落とした、もう降って来ないと思っていたのだが、、、。
雨具はトランポの中だった。
結局この雨は次第に激しくなり、宿に到着したときはかなり濡れてしまう。
W1は宿にタイヤがとどく様に手配。
届いたタイヤを早速交換。
スーパーラウンドラリー6_d0106812_12391749.jpg

この日、競技の表彰が行なわれた。
トップはシルバーショットガンのN藤さんだった。
20年目にしてやっと優勝出来たとの事、記念年に優勝出来たという事は運命だったのだろう。
4日間の競技、結果は以下の通り。
1位 132ポイント 内藤 シルバーショットガン
2位 131ポイント 林 イエローデスモ
3位 116ポイント 佐藤 ホンダ SL
4位 115ポイント 千葉 ホンダ CB125
5位 114ポイント 伊藤 スクランブラー
6位 103ポイント 和久井 W1
7位 97ポイント あざみ イエローデスモ
8位 89ポイント 米村 クラブマン
9位 88ポイント 後藤 SUZUKI GSX
10位 70ポイント 村杉 エリート
11位 61ポイント アラタ イエローデスモ
12位 51ポイント 泉沢 ヤマハ TX

by ARATA350 | 2007-08-20 12:54


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