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黄色いドカと青いドカ YELLOW DESMO and MK-3

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2008年 08月 15日

スーパーラウンドラリー2

8月8日、2日目。
しっかりと休む事が出来た。
それでも早朝に目が覚めて朝風呂に入って外へ出ると、既にバイクの整備をしている人がいる。
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まだ朝の6時前である。
特に熱心にバイクに手入れをするぎらぎらさん。
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所有されているバイクはどれも奇麗で良く手入れがされている。
250のデスモは入手された時酷い状態だったそうであるが、レストアをして仕上げた。
先日マーク3に付いていたDUCATIの封印がこのバイクにもあるんだよ、との事。
裏側を見ると、なるほど同じ場所に封印が付いていた。
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さらにこのデスモにもブレーキランプスイッチが付いている。
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そして昨年は全く気付かなかったのだが、このバイクに付いているマルコンチにはきちんと250−350−450の刻印がある。
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これはシングル用のコンチなのである。
朝食を済ませて8時のスタートに備える。
この日僕はイエローデスモのAさんと第1区の先行オフィシャルだったのだ。
MK−3はキック数発でエンジンスタート。
アイドリングの静かさに「なんでこんなに静かなの?」と皆驚いていた。
不調であるとはいえなんとかなりそうだなぁと安心し始めていた。
午前8時に先行オフィシャルスタート、太平山荘をスタートして鳥海ブルーラインを暫く登る。
左手に見た事もない様な素晴らしい景色が広がる、雲海とその先に広がる広大な平野、雲がずっと下の方にあるのだ!
こんな時にオフィシャルなんて、、、、と思いながら峠を越えて間もなく、突然エンジンが吹けなくなった。
おや?と思ってアクセルを煽るのだが全く反応しない、まさかこのタイミングでCDIがパンクしたのか?と思たらプラグコードが抜けているのに気付いた。
これじゃ吹けるわけないよな、と少し安心してプラグキャップを付けたのだが、、、、!?
どうもプラグの様子がおかしい、先方を行くAさんにクラクションを鳴らしたり手を振ったりして合図をしたのだが気付かずに、次のカーブで見えなくなってしまった。
バイクを止めてプラグを見ると、グラグラになったプラグが今にも外れそうになっていた。
相当嫌な予感がしてプラグレンチでプラグを回してみたのだが、、、あぁ、、、、、。
スタートして僅か10分、プラグのネジ山が駄目になってしまいMK−3が停止した。
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プラグのワッシャーを外せばなんとかプラグは付くのだが、ピストンとのクリアランスが足りず、プラグの電極を潰してしまいエンジン始動せず。
結局トランポに載せる事になる。
ネジ山が全くないわけではないのでエポキシ系の接着剤でプラグを付けてみたらどうか?という意見が出て、後ほど挑戦してみることにした。
思いがけないトラブルである、確かに以前からプラグのネジ山は微妙だったので、その部分にはいつも神経を使っていた。
T倉さんとSさんに手伝ってもらい、トランポにバイクを積み込む。
トランポの中には2台のシングルが収まった。
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第3区間にて。
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シルバーラインさんがエポキシ系の接着剤でプラグを付けてくれた。
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果たして結果は如何に?

本日は無事に昼食にありつける事が出来た。
初日に逃したカツの写真がこちらに!
ウニ丼に海鮮丼のセット、贅沢な昼食である。
昼食を食べ終えて、MK-3のエンジンを掛けてみる事にした。
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エンジンはキック数発で何事もなかったように始動した、さらに周囲をぐるぐると走ってみる。
見ていた人達が大丈夫かい?と声を掛けてくれた。
これから男鹿半島までのルートはとても楽しみなルートだったのだ。
安心は出来ないが、なんとかいけそうである。
出発までまだ数分の余裕があったのでエンジンを一旦停止させた。
途中までの道のりを記録するため車載カメラのインターバル撮影の設定をする。
スタートまであと数分、カウントが始まったのを見計らいキックに足を掛けて力いっぱい踏み込んだ、その瞬間。
バーーーーーーン!!!
もの凄い音がした、10メートル程先に矢の如く放たれたプラグを見て、そこに人がいなくて良かったと心の底から思った。
流石にエポキシでは圧力に耐える事が出来なかったのだ、万事休すである。
タイムカウント中に異変に気付いてこちらを見るぎらぎらさん、皮肉にもインターバル撮影が捉えていた。
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MK-3は再度トランポに積載された、残念ながら僕の挑戦はここで終わった。
最後に出発したぎらぎらさんは自分の事のように残念がってくれた。
ラリーはまだ2日目である、気を取り直してトランポに乗り込む。
2台のシングルがリタイアとなってしまった。
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トランポにこれ以上のバイクは積む事が出来ない、参加者達にそのプレッシャーは相当な物だったろう。
T倉さんと一区間ごとに運転を交代する、撮影ポイントへ先回りする為にバイク顔負けの運転をするT倉さん、トランポが悲鳴を上げる。
男鹿半島入道崎にて。
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正規のルートは素晴らしかった事だろう。
いずれまたバイクで走りたい。
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雄大な光景、好天が続くが日中の気温もかなり高い、昨年より明らかに暑い。
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本日の最終ポイントでは、宿への入り口がわかりづらかったようでミスコースによるタイムアウトが続出、思わぬドラマが展開された。
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シングル勢はツーリング中に最低一度はオイル交換をする事になる。
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それぞれ色々なやり方があります。
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「昔はほんとにこんなポジションでバイク乗ってたのかい?」
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「N藤さんのはバイクもさることながら、鞄にも年季が入ってるよねぇ〜」
三日目と続く。

by arata350 | 2008-08-15 23:47 | グルッポRS


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