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黄色いドカと青いドカ YELLOW DESMO and MK-3

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2009年 07月 17日

C90その3

梅雨が明けて連日の猛暑が始まった。
前回の作業から暫くエンジンを掛けていない。
タンクの錆び取りを中途半端に行ってしまった為にツケが回って来たのだ。
それにしても恐ろしく頑固な錆だった。
結論からいえばはなさかじいを使ったのだが、あれはなんとも、、、何時もそうなのだが、ぱっと買えない。
こんなにお金を払わないと錆は取れない物なのか?と、サンポールを使ったり、ヤフオクに出ていた1本800円のペットボトル入りの怪しげな錆び取り剤を使ったりと色々試したのだが、結果は惨憺たる物だった。
まずはサンポール、ネットや雑誌なんかにサンポールを使った錆び取り方法が掲載されているが、こんなものは錆び取りに絶対使ってはいけない。
タンクに2カ所穴が空いて、さらに状況が悪化した。
極めつけにヤフオクで購入したペットボトル入りの錆び取り剤。
こいつは錆しか取らない、液を抜き去って、乾きはじめた先からまた錆が発生する。
もっともタンクが相当錆びに蝕まれていて、末期的な状態であることを考えもせず誤った処理をした自分の責任が大きいのだが。
タンクの穴はモトメンテ誌に習ってハンダで修正した。
C90その3_d0106812_11532485.jpg

タンクキャップも最初は新品であった。
錆び取り処理中にこちらも錆びに冒され、タンクと共に同じ歳月を経て来た物の様に見える。
タンクの処理がとりあえず済んで久々にバイクを引っ張り出して来た。
あと大きな部分で気になるのがコイル。
壊れてから交換すれば良いのだが、果たしてコイルが何処についていて、どのようについているのか分からない為この際交換する事にした。
コイルはフレームの内側にネジ2本で固定されている、外側からはほとんど見えない。
バッテリーを搭載する穴から手を突っ込んで、ホコリまみれになったコイルを取り出した。
プラグコードはコチコチに硬化している。
手前黒いのが新しいコイル。
C90その3_d0106812_11534832.jpg

パーツナンバーはコンデンサーと一緒になった状態で記載されている。
それを知らずコンデンサーも別に注文してしまった。
まぁ消耗品であるから構わないが、、、、。
新品と入れ替えて作業終了。
思ったよりも大変ではなかったが、出先ではやりたくない。
火花を確認しようとバッテリーに結線してイグニッションを捻ってみたが、思った通りバッテリーは上がっていた。
しかしこの安いバッテリー、ただ上がっているのではなく完全に死んでいた。
またバッテリーを購入しなければならない、作業は遅々として進まず。
さらにこのタイミングでCB90に電装の不良が出始めていたのでイライラする。
原因は大方予想が出来ていた。
バッテリーが古くなったか、最悪何処かがおかしくなってバッテリーが充電されなくなったのだ。
バッテリーは2年程使用したので新しい物に交換、交換後暫くは調子良かったがまた不調が出始めた。
やはり充電されていない。
テスターで計ってみると、アクセルを煽っても数値が変わらない、、、、、。
ブリッジダイオードを見るとマイナスの線が熱に焼けて腐食していた。
原因はこれか?
C90その3_d0106812_11541811.jpg

全ての端子を新しい物に交換して、秋葉原で入手したダイオードに交換すると不調は解消された。
それにしてももの凄く熱を持つ物だ。
放熱板を付けて熱対策をしないと、長距離のツーリングでは何が起こるかわからない。

つづく

by arata350 | 2009-07-17 12:45 | 雑記


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