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黄色いドカと青いドカ YELLOW DESMO and MK-3

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2010年 10月 14日

ちょっと整備3

いよいよ今週末に控えた市区町村ツーリング、整備の仕上げとして連休にまとまった距離を走る事にする。
自賠責取ってからは日常の足としてちょこちょこ走り回っているのだが、長距離になると思わぬトラブルが出てきたりする。
そしてそれは夜間走行中に発生した。
それまで快調に走っていたのだが、自宅迄20キロという所で突然ライトが切れ、おおっ!と思った瞬間にウインカー残してすべての灯火類が切れてしまった。
間もなくエンジンもストップしてしまう。
エンジン載せ替え後の電装トラブルは初めてだったので、流石に焦った。
さらに少し前から気になっていたリアホイールのブレがやたらと顕著になっていた。
とても快調だったのに、なんでだよ〜と叫びたくなる衝動をを押さえあちこち点検してみると、バッテリーにつながる赤いラインが腐食して外れていた。
とても嫌な感じのトラブルだったのだが、それを見て少しほっとする。
手持ちの工具でラインをつないでとりあえず復帰するが、無灯火のままひいひい言いながらなんとか帰宅する。
すぐにCさんに事の次第をメールで伝え、翌日ハーネス類の点検とハーネスの制作方法のアドバイスを頂いた。
流石にハーネスの制作は敷居が高い様に思ったがいずれは作り直す必要がある、どうしようかと思っていたら以前CB90のジャンクパーツを買った際にメインハーネスもあったような気がして、探してみる事にした。
あった、しかも黙視ではそれほど程度は悪そうでない。
このジャンクパーツ、ゴミみたいだけど本当に助かっている。
メインハーネスの交換もそれなりに敷居が高そうだ、しかしこれをやらねば始まらないので覚悟を決めて交換作業に掛かる、ちと大げさだが、、、。
ちょっと整備3_d0106812_118671.jpg
しかしまぁこの状態を見ると尻込みしてしまう人がほとんどではなかろうか?
実際には純正のメインハーネスはきちんと線が色分けされているので、特に迷う事なく1時間程で作業が完了した。
ちなみに僕は後ろの方からハーネスを交換して行った。
接点という接点は紙ヤスリで軽く磨き、さらに接点復活材を塗布。
やや難関と思われたのがライトケースにメインハーネスを突っ込む所だったが、コツがわかるとそう難しい事ではない。
ちょっと整備3_d0106812_1175549.jpg
今ちょっと心配なのがコイルの予備がない事。
早めに入手したい所だが、ヤフオクでもこのコイルはなかなか出てこなくなった。
ちょっと整備3_d0106812_1173679.jpg

今回Cさんからのアドバイスでカプラーの中の接点をメンテナンスする事というのがあって、これは返しの付いた端子を外す工具がいるのだが、その制作方法も教えていただいて挑戦した。
カプラーの中の端子はそれほど腐食していた訳ではないのだが、ペーパーを掛けて接点復活材を塗布して元通りつないだ。
テスターを繋いで確認すると、アイドリング時約6.3V、アクセルを開けていくと7V〜8Vまできちんと上昇する。
実はこれも前から気になっていたのだが、以前はテスターの針が全く振れなかったので、バッテリーがチャージされていない事がはっきりした。
ジェネレーターが死んでいたらまた厄介だなぁと思っていたので一安心。
カプラーの中はついつい大丈夫だろうと思ってしまいがちだが、きちんとメンテナンスする必要がある。
ちょっと整備3_d0106812_1634148.jpg
後輪のブレはエンジンを固定するナットの脱落が原因であった。
一体いつ落ちたのか?
画像を確認すると9月30日の時点では、まだナットは付いている。
ついでに他のボルトを増し締めすると、他のボルトも僅かに緩んでいた。
さて灯火類を元通りにして再度テスト走行を200キロ程。
とりあえず問題なし、コイルがパンクする迄どこ迄も走れそうだ。
週末天気が怪しいが、こちらも何とかなってくれるはず、、、。
このCBは昨年の3月にメーターが24582キロの時にエンジン載せ変え、現在35883キロ。
ややオイル漏れしているがホントにタフなエンジンである。

by arata350 | 2010-10-14 23:32 | CB90


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