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黄色いドカと青いドカ YELLOW DESMO and MK-3

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2007年 05月 28日

蕎麦小屋天童へ

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今日は個人的に休みだった。
昨夜から明日はCB90で蕎麦小屋天童に行こうと決めていたので、軽く興奮して眠れなかった。
そば小屋天童のある茨城県猿島郡五箇町大字大福田までは約50キロ、往復100キロの平坦な道のりはテストするのに丁度良いのではないかと思った、途中でトラブルが起きたら押して帰ってくれば良いのだし(やらないけど)。
バイクの登録書類を早速紛失してしまい、朝の九時に文京区役所へ再発行に向った。
CB90はなんなくエンジンがかかるが不用意にクラッチをつなぐと1速に入れた瞬間にエンストする。
ある程度あおり気味でクラッチをつないで発進、快調に速度を上げて区役所へ向った。
インナーバッフルが抜けたマフラーの排気音は昔、CB50にRPMのマフラーを付けて走っていた時の音にそっくりだ。
CB90を買ってからいうのも何だが、本当は2気筒のCB125が欲しかったのだ。
単気筒の排気音は嫌いではないのだが、たまには2気筒の音も聞きたくなる。
乗り心地も懐かしい。
トラックに乗っているかの様なポジションは、最初何だか気恥ずかしいが、慣れてくると快適だし、おおらかな気分で乗れるのが嬉しい。
爆発的なパワーに慣れた感覚で3車線での車線変更は恐る恐るだ、車の流れを見ながら落ち着いて運転する。この恐怖感も懐かしい。
再発行を済ませ、車載工具入れの隙間に早々に書類を入れた。
帰宅して、バイクをまじまじ見ると、タイヤがかなりプアである。
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特にフロントは酷い、溝がほとんどない、これは危険だ。
蕎麦屋へ行く途中にナップスがあるので寄って行く事にする。
電話をしてタイヤの在庫確認をすると、アコレードがあるというのでそれにした。
11時に家を出発する、前回のツーリングの際に買ったコロナのタンクバックが非常に重宝していて、リアの荷台にくくり付けて出発した。
環七が非常に混んでいて、CB90のアップハンではすり抜けが思う様に行かずたっぷり30分ぐらいかかってナップスに到着。
タイヤの交換を頼むと混んでいるとかで3時間待ちだという、えっ?三時間?東京ディズニーランドのアトラクション以外で聞いた事の無い待ち時間である。
そんなに待てる訳が無い、断念して蕎麦屋へ向う。
環七から4号に出てひたすら直線を走る。
暫く渋滞が続くが越谷を通過した辺りから車が空き始める。
タイヤが心配だったが、何とかなるだろう、他にもいざというときの装備はなに一つ積んでいない。
大丈夫だろうという予感は大概当たったりする、その逆に駄目だろうなぁという予感も大概的中する。
今日は大丈夫な日なのだ、根拠は何も無い、ただそんな感じがするだけだ。
空いて来た道でアクセルを目一杯開けてみる。
6000回転あたりからのクォォォォーンというかん高い音がたまらない。
そのまま回転はどこまでも上昇して行く感じだ。
しかしながら最高速はせいぜい80キロ、回転も8500〜9000回転くらいまでしかまわらない、というかそれ以上は怖い。
それにしてもやはり90である、出だしで乗用車に煽られる事も無いし、きちんと交通の流れに乗れる。気恥ずかしいポジションもウインドウに映った姿を客観的に見るとそれほど悪くない。慣れないシートで尻が痛いがそれもいずれ解消されるのだろう。エンストしてもすぐにエンジンが掛けられるしドカとは違うタイプのバイクをすっかりと楽しんでいた。
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道の駅五箇を過ぎるとまもなく目的地に到着である。
店に着いたのは1時過ぎ、先客が一人、60代後半くらいの男性がお酒を一杯やりながら店の主人と談笑していた。
娘さんが出て来て注文を取ってくれた、前回気になっていたやわらかいイカフライを注文したのは言うまでもない。そして天ざるにした。
お客さんはやっぱり地元の人だ、自分にもこの店の娘さんと同じ年の子がいるのだろう、小さな店なので聞いていなくても、右耳から左耳へと話が通過していく、なるほどここの娘さんは24歳なのかぁ、若い、とか彼氏もいるのかぁ、なるほどね、などと何となく興味のある情報は漏れなく記憶した。
イカフライが先に出て来た、500円、結構なボリュームである。
写真失敗したので載せないが、これは普通にうまい。
お酒飲めたら何時でも注文するだろう。
ご飯が欲しくなってしまった。
そして蕎麦がきた、やっぱり美味い。
しかし、イカフライが効いてしまい途中からお腹が一杯になってしまった。
次回は欲張らずに蕎麦だけにしよう。
30分ほどで食事を済ませて店を出た、地元のお客さんはまだ居る。
店を出ると、娘さんが出て来て見送ってくれた。
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わぁ!かっこいい〜と僕ではなくバイクを褒めてくれた。
娘さんの声を聞いて、店主と地元のお客さんも外に出て来た。
店主は懐かしいバイクだなぁ〜CSとかもあったよなぁ!憧れのバイクだったんだよと言った。
店主は50代後半だろうか?CB90は37年前のバイクである。
正に青春時代のバイクだったろう。
地元のお客さんは酔っているから何を言っているのかわからなかったが、後ろに女の子乗せると温かくて気持ちいいぞぉ〜〜〜〜〜と言っていたのだけはしっかりと聞き取れた。
気をつけて帰るんだぞ〜と皆から見送られ店を後にする。
また来よう。
店を後にして、やっぱり土手へむかった。
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目が痛くなる位奇麗な緑である。
今日はひんやりと秋の様な陽気だ。
光化学スモッグが凄いらしいが、緑と青い空を見ていると本当に凄いのかなぁと疑問に思ってしまう。
しばらく河原で景色を眺めて帰路に付く。
4号を走行中、信号待ちでアイドリングがストップする現象に見舞われた。これは何だろうか?暫く様子を見ていたら、マフラーから白煙が出ているのに気付いた。一体いつからでていたのだろうか?全く気付かなかった。
結構な量だ、途中でバイクを止めてとりあえずキャブの調整をもう一度やり直す、アイドリングストップ運動は収まったが、白煙は結局収まらなかった。
オイル上がりだろうか?う〜む考えたくない。
タイヤを何とかしたかったので、環七でナップスに電話するがまだ3時間かかるとの事、どうしたってそんな時間がかかるのだろうか?意味不明である。
結局タイヤは諦めた。
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走行距離は120キロ程、とりあえず予感通り無事に戻ったが白煙の問題は頭が痛い、最初に購入したCB50が如何に程度の良い物か改めて思い知った。
新たな課題が生まれたが目的は達した。
ずっとどこかに貼りたいと思っていたグルッポのステッカーをCBのタンクに貼る。
天気が微妙だが週末まであと僅かである。
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by ARATA350 | 2007-05-28 19:49 | CB90


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