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黄色いドカと青いドカ YELLOW DESMO and MK-3

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2008年 06月 20日

イエローデスモ

さて、先日夜に何が起きたのか?
プライマリーギア交換のためSSさんへ午後8時半に着くように家を出発。
自宅を出て本郷通り、東大赤門前で唐突にエンストした。
最近しばらく乗っていなかったのでまぁこういうこともあるかなと気を取り直してエンジンを掛けなおすが、それから僅か数100メートル先の本郷三丁目の交差点で今度は走行中にエンストして、ホイールがロックした。
このエンストはちょっとただごとではないぞ!と思った。
嫌な予感がする、路肩に止めてキックすると、なんと、キックが降りない!クラッチを切るとキックが降りるのだが。
試しに押し掛けにトライするが掛かりそうにない。
何度か押し掛けするうちにキックが降りるようになったので、エンジンを再始動させて乗ったのだが、、、、、、。
今度は御茶ノ水駅前でエンジンからガチャンガリガリ、という音がしてエンジンストップ、もう何もかもが終わったと思った。
取り合えずSSさんに連絡を入れる。
車を借りて運ぶしか方法がない、日本レンタカーに連絡するとラッキーなことに昌平橋に営業所があって、しかも軽トラが一台これから使えるというのである。
バイクをそこまで押していき、軽トラを借りた。
急いで帰宅してバイクを積み込む準備をする、ところが、タイダウンロープがいっくら探しても見つからない。
もう暫く見ていないし、使ってもいない。
物で溢れ返る我が家でそれを見つける事はかなり困難な事なのだ。
適当に使えそうなロープを持って出発。
営業所に到着してさっさとバイクを軽トラに載せるのだが、やっぱり持ってきたロープがプア過ぎてどうにもならない、すると積み込みを手伝ってくださった営業所の方が積荷用のロープを貸してくれた。
ありがたい、本当に助かった。
営業所の方は若い頃にSRに乗っていたそうで、ドカティのシングルは憧れの存在だったそうである、彼にとってはこんな形で実車を目の当たりにする事は想像もしていなかったろう。
営業所の方に見送られて人通り絶えない夜の街をゆっくりとSSさんへ向かった。
結局SSさんに到着したのは23時近くだった。
Mさんはモーガンのホイールをペイント中だった、Mさんには朝も昼もないのだ。
さてバイクを工場に入れて早速クラッチ側を開けてみる、カバーをはずして最初に気になったのが異様にメタルが混じった真っ黒なオイルである。
今までこんなにメタリックなオイルになった事はない。
そしてクラッチ側には何も問題がなさそうである、今度はベベルギアを見てみる、するとベベルギアの歯がボロボロになっていた。
これが原因か?
オイルたまりに磁石を入れると盛大に鉄粉が付いてきた、いずれにしろエンジンを下ろすことになってしまった。
こうなる前にどういう症状が出ていたのか?
まず何かを叩くような音がしていたが、それがここ100キロ位でかなりやかましい音になった。
さらになんだかゴロンゴロンという音。
いろいろな音がしていたのだが、やはり早めに手を打たなければならなかったのだ。
SSさんの工場は僕のイエローが入って一杯になってしまった。
さて、気になるエンジンはどのような状態になっているのだろうか?
つづく

by arata350 | 2008-06-20 10:34 | イエローデスモ


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